車を運転していると、急な飛び出しで焦ってブレーキ踏んだり、急ブレーキでヒヤッとしたことありますよね。
「よく見て運転しろ!」
「こっちが優先だろ!」
「ちゃんと前見て運転してるんか!」
ついついこんな気持になってしまいます。
相手があってヒヤッとすることはありますがほんとにこれって相手が悪いんでしょうか?
それだけが原因ではありません。
車の運転が怖いたった1つの理由は「慣れ」です。
なぜなら、「慣れ」は注意力を散漫にし、気の緩みを生み出すからです。
例えば、新入社員の人は仕事に対して慣れが無いので極端なミスをすることはありません。
先輩もいるのでそういった事は少ないのも事実です。
しかし、ひとりだちしてから自分で仕事をするようになると小さいミスがどんどん出てきて、大きなミスに繋がります。
慣れは人間のメカニズムなのでどんな人でも同じようになってしまいます。
同じ体験を繰り返して行くことで、刺激が少なくなりやがて脳が慣れていってしまいます。
でもこれってある程度コントロールができます。
- なんとなくやっていたことを意識的に行う
- 新しいことにチャレンジする
- 目標を設定してみる
- ご褒美を設定する
かんたんなことを一つ取り入れてみる事で「慣れ」を抑える事ができます。
たったこれだけ?
そう思うかもしれないですが、意識を変えるだけでも全然変わってくるものです。
運転が怖いと思うたった1つの理由は「慣れ」です。
慣れをコントロールすることを意識的にやるだけで車の運転が怖いと思う回数を少なくすることができます。
車を運転するときに忘れてはいけない事実があります。
「車は危ないもの」
これを覚えておくだけでも慣れを防ぐことができます。
目次
慣れを防ぐ5つの方法
慣れを防ぐために5つのことを意識して運転をします。
- 車の運転は怖い、危ないと思う
- 道路標識を意識する
- ハンドル操作を意識する
- ブレーキを意識する
- 乗っている人が不快に思わないように運転する
特に重要なのは「車の運転は怖い、危ない」と意識する事です。
車の運転は怖い、危ない
運転に慣れていけば「怖い」「危ない」と思うことも少なくなります。
でも、ちょっとしたときに思い出すことがあります。
それは、自分が事故を起こしそうになる時です。
最近、車での悲しいニュースがとても多いです。他人事じゃなくて自分事になる可能性もあります。
車は軽いものでも700kg程度あり「走る凶器」になります。
ちょっとした気のゆるみや注意不足が他人事じゃなくて自分事になってくる。それがたまたま自分じゃないだけです。
道路標識を意識する
運転していると目にする道路標識。ちゃんと守って運転できていますか?
標識を意識して運転することで、普段とは違った運転ができます。
「ここは何キロ」「この時間は通っちゃダメ」などちょっとした事でも良いです。
それだけでしっかり注意して運転することができます。なんとなく運転することを防ぐには取り組みやすいことなのでやってみてください。
ハンドル操作を意識する
運転に慣れてくると、ハンドル操作って雑になっていきます。一人で乗っているときはわかりにくいかもしれませんが、同乗者がいるとわかりやすいですよね。
ハンドル操作が雑だと「運転が荒い」「怖い」という印象になってしまいます。
ハンドル操作を意識することで同乗者に優しい運転をすることができます。
はたから見ていても急ハンドルだと危ないなと思ってしまいます。
ゆっくり、余裕を持った操作ができると周りに優しい運転ができるようになります。
ブレーキを意識する
ブレーキ操作も慣れてくると「急ブレーキ」になりがちです。急ブレーキになるということはスピードが出すぎているというのがほとんどです。
止まれないから急なブレーキになってしまいます。
余裕を持ってブレーキすることができれば周りの人もびっくりしないし、同乗者も安心して乗る事ができます。
止まるときにガクッとならないように止まる。これだけでも運転しているスピードも変わるし周りをびっくりさせない運転ができるようになります。
乗っている人が不快に思わないように運転する
乗っている人が不快に思わないように運転する。これは今まであげたことをトータルでやらないといけないのでかなり有効です。
大切な人を乗せているというのを意識するだけで運転が変わります。
アクセル操作、ブレーキ操作、ハンドル操作どれか一つ欠けても乗っている人は不快に思います。
普段から運転していると慣れで忘れてしまうこともたくさんありますが、改めて意識して運転してください。
特に「車の運転は怖い」「危ない」は頭の片隅に置いておくだけでもちょっとしたことに注意することができるようになります。
一緒に乗っている人、歩いている人に気を使えるようになり、優しいドライバーになることができます。
では、そもそも運転が怖い人や苦手な人はどうすれば良いのか?
答えは簡単です。
運転が怖い、苦手な人へ 4つの対処方法
慣れじゃなくて普通に運転が怖い・苦手な人が克服する方法は4つあります。
- 車に乗る回数を増やす
- アドバイスをもらう
- 講習に行く
- 余裕をもつ
車に乗る回数を増やす
まずは車に乗る回数を増やすことです。
ペーパードライバーとか、免許取って全然運転していない人はこういった傾向があります。
「慣れすぎる」のはダメですが、慣れないと自分自身が安心して運転できないのも事実。
まずは車に乗る回数を増やして自信を持って乗れるようにしましょう。
そのさきで、慣れすぎない工夫をするようにしてください。
アドバイスを貰う
運転が怖い、苦手と思う人が一人で運転してもなかなか克服することができないので、運転が上手な人にアドバイスをもらうようにしましょう。
家族、友達誰でも良いです。
止まる、曲がる、進むの基本から駐車することなどどうすれば上手に運転ができるようになるか見てもらいアドバイスをもらうと運転に自信を持つことができます。
アドバイスを貰う人は、自分が乗っていて安心できる人がオススメです。
講習を受ける
ペーパードライバー講習というのがあり講習を受ける事ができます。講習の種類は主に2つ。
- 出張型教習
- 自動車教習所
それぞれ10,000円から15,000円程度で約2時間の講習を受ける事ができます。
自分の車で講習を受けたい人は出張型。安心して講習をしたいという人は自動車教習所から選ぶことができます。
実際に運転してプロにアドバイスをもらうことができるので自信にもつながります。
的確なアドバイスを求めたいならオススメです。
余裕を持つ
これが1番重要な事です。
「余裕を持って運転する」
急のつく運転操作はしないのはもちろんですが、「時間」「心」にも余裕を持つこと。
急いでいると周りが見えなくなり無意識に荒い運転になってしまいます。
急のつく運転操作は乗っている人も、周りの人も誰も幸せになりません。
ただ危ないだけです。
時間や心に余裕をもって行動することで、運転が怖いという気持ちや苦手意識を克服することができます。
まずはしっかり運転して慣れること。不安なら身近な人と一緒にやってみてください。プロからアドバイスのある講習も選べます。
慣れは怖いと再認識して運転しよう
運転が怖いと思うたった1つの理由は「慣れ」です。
車は「走る凶器」で自分の運転次第で良くも悪くもなってしまいます。
毎日運転していると緊張感がなくなってしまい、怖い思いをすることもあると思います。
何かあってからでは遅いです。
車の運転は怖いものと思いながら運転するだけでも違ってきます。
よく言われるのは「運転は慣れてきた頃が危ない」ということです。
「自分は事故に合わないから大丈夫」
「しっかり気をつけているから問題ない」
それって結局自分次第ですよね?
周りから「安心して乗れるね」と言われるようなドライバーになれるようにしてください。