キャンプと違って手軽にできると年々人気になっている車中泊ですが、快適に過ごせる車はどれ?と悩んでいませんか?
これから車中泊をやってみたいと思っている人に、快適に過ごせる車を紹介します。
車中泊が快適にできるおすすめの車や装備。あったら便利なアイテムや最低限持っておきたいもの。
何を揃えれば良いのかの悩みを解決して、次の休みから車中泊デビューできます。
旅館は高いけどお出かけしたい。
車中泊を快適に楽しく過ごすことができる車や情報をお伝えします。
遠出するときは疲れない運転をするのも大切!
→【車の運転が疲れる4つの原因と疲れない運転をするための8つの対策】
目次
車中泊が快適な車の特徴
いろんな車のタイプがある中で車中泊が快適にできる車には特徴があります。
それはフルフラットになる車です。
車の座席を倒した車内がフラットになる車は車中泊を快適に過ごすことができます。
なぜなら、座席がフラットになることで、小さい車内の空間を有効に使うことができます。
例えば、シートを倒したとき、真ん中に穴が空いているとマットを引いても下に落ちてしまいます。
穴の部分をなんとかしないといけないので一手間加えないといけません。
でも、フルフラットになる車ならその必要がないので準備も簡単に始める事ができます。
車中泊が快適な車の一番の特徴であるフルフラットになる車をタイプ別に5つ紹介していきます。
軽自動車で車中泊が快適な車5選
今の軽自動車は車内も広くなっていて車中泊が快適な車もたくさんあります。
その中でもおすすめな車を紹介します。
N-VAN(ホンダ)
ホンダのN-VANは軽自動車ながら広々とした車内空間を作ることができ車中泊にもおすすめな1台です。
ホームページにもシチュエーション別の使い方があり、車中泊をするというのがあります。
シートを倒すことで運転席以外の場所をフルフラットにすることができます。また、純正オプションを付けることで、運転席も含めてフルフラットにすることが可能になります。
例えば、フルフラットにしても軽自動車だと長さが足りないと言う人もいます。ですが、N-VANなら最大スペースで2メートル以上あるので、足を伸ばして寝ることができます。
足は何かに上げてでも良いと言う人もいると思いますが、純粋に足を伸ばして寝ることができた方が疲れもたまらないので、車中泊でもゆっくり休むことができます。
純正オプションも充実していて、シェードやラゲッジ部分も自分の好みにカスタムすることもできます。
車中泊に特化した快適な車に仕上げることもできるのでN-VANはおすすめです。
ウェイク(ダイハツ)
ダイハツのウェイクは車中泊はもちろんですが、アウトドアを楽しみたい人にもおすすめの1台です。
シートアレンジも様々なで使い方に応じて選ぶことができます。もちろんフルフラット仕様にすることも可能。
例えば、ちょっとしたときに足を伸ばして休みたい。普通なら、運転席や助手席を倒すだけですが、ロングソファーモードにすることで足を伸ばしてゆっくり休むことができます。
片側だけシートを倒して自転車を載せたりと使い方に応じたシートアレンジができるのが魅力。
他の車でももちろん選ぶことができるのですが、ウェイクなら「撥水加工シート」や「イージーケアフロア」など、汚れに強い作りになっているのも特徴です。
純正オプションでシェードやマットなども選ぶことができ、装備も充実しているのでおしゃれな車で車中泊したいという人にピッタリです。
ハスラー(スズキ)
軽自動車のSUVスズキのハスラーはシートもフルフラットになり、しっかり長さを確保することができます。大人二人の車中泊なら快適に過ごすことができます。
シート長は1.9メートルありよほどの人じゃない限り、足を伸ばしてゆっくりすることができる長さが確保できるからです。
収納スペースもちゃんと確保されてているので荷物の収納も可能。
例えば、フルフラットになるけど、その分荷物の置き場所が無い。スズキハスラーはそういった心配をする必要が無い車です。
普段遣いでも独立したシートアレンジや調整ができるので、その時に合った収納スペースを確保することができます。
汚れ物を積むスペースがあるのですが、取り出して洗えるのも特徴です。
専用オプションもたくさんあり使い方に応じて選ぶことができるので、車中泊以外に使いたい人にもおすすめです。
ジムニー(スズキ)
スズキのジムニーは二人より一人向けの車中泊を快適にできる車です。
フルフラットになるのですが、若干車内の空間が他の車より狭いからです。
例えば、車中泊をするには荷物をそれなりに持って行くのですが、収納スペースが少なく、場所をとってしまいます。
いくらフルフラットになったからといって、荷物でスペースを取られてしまったら空間が狭くなってゆっくりすることができません。
自分のスペースを確保しながら快適な空間を作りたいと思っている人にはぴったりな車です。
スズキのジムニーは車の仕様上、いろんなところに行くことができます。
普通の車じゃ行きにくいところにもいけるので、そういったところでゆっくり自分だけの時間を過ごしたい人にはおすすめです。
エブリイワゴン(スズキ)
スズキのエブリイワゴンは軽キャブワゴンで室内空間がとっても広いので快適に車中泊をすることができる車です。
2段ベッドセットのオプションを選ぶことができて、四人乗ったら四人とも足を伸ばしてゆっくりすることができます。
例えば、普通の軽自動車だと人数が多くなるとその分車内がきゅうくつになってしまいます。
2段ベッドなど上手に自作やオリジナルで作ってもらうのもいいですが、時間や費用もかかります。
四人だとどうしても上手に使えない空間を、エブリイワゴンは無駄なく使う事ができます。
自分でも作れるよ!という人はコスパ良く作ってみるのも楽しいと思います。
軽キャブならではの空間の広さで収納力は抜群です。スズキのエブリイワゴンなら本格的な車中泊でも快適に過ごすことができる車です。
ミニバンで車中泊が快適な車5選
軽自動車だと家族で車中泊をするにはちょっとちいさい。そういう人はミニバンタイプの車なら車中泊を快適にすることができます。
おすすめの車種5つはこちらです。
ノア・ヴォクシー(トヨタ)
ノア・ヴォクシーは普段遣いも使いやすく、後部座席をフラットにすることでかなりの空間を作ることができるので車中泊に最適です。
理由は多彩なシートアレンジをすることができるからです。
例えば、ちょっと休みたい時、運転席と2列目のシートをくっつけることでフロントフラットソファーモードにすることができます。
足を伸ばしてゆっくりすることができるのでちょっとの休憩でもくつろぐ事ができます。
また、リヤフラットモードにすることで2列目、3列目がフラットになり、家族でゆっくり過ごすスペースを作ることができます。
もちろん、みんなで寝るスペースを作るとなると流石に余裕はない可能性もあります。
しかし、寝方を工夫することで自分のスペースを確保することができてみんなゆっくり休むことができます。
ノア・ヴォクシーは家族でお出かけ、車中泊におすすめです。純正のオプションも充実しているので快適な車に仕上げることができます。
ステップワゴン(ホンダ)
ステップワゴンは収納スペースもたくさんあり、普段遣い、車中泊ともに快適に過ごすことができる車です。
日頃から外出が多く、荷物を積む事が必要な場合も、シートアレンジが色々できるので、大きな荷物を運ぶときも使うことができるからです。
例えば、普段四人で乗っているなら、3列目シートを収納しておくことで広い荷物置きを確保することができます。
車中泊のときは2列目、3列目をフラットにしすることで広い空間を確保できます。
ステップワゴンは安全機能も充実しているので普段から安心して使うことができる車です。
リアゲートの使い方も普段遣いを良く意識して作られていてとても使いやすい1台になっています。
セレナ(日産)
セレナはかゆいところに手が届く機能も充実していて、広い空間をアレンジできるので車中泊を快適に過ごせる車です。
脱着式のラゲッジや前後に動かせるシートでシーン別で様々なシイ-とアレンジを簡単にすることができるからです。
例えば、セレナの八人乗りスマートシンプルハイブリッド車には「スマートマルチセンターシート」が付いています。
このシート、1列目にも2列目にも移動ができて、必要に応じて2列目を三人乗りにすることができます。
乗り降りでドア側のシートをずらすことをしないでも3列目に行けるので乗り降りが楽になります。
もちろん、いらないなら無いグレードで選べば良いかもしれません。セレナには7人乗りのキャプテンシート仕様も選ぶことができます。
ですが、後部座席をフルフラットにした時に真ん中に穴が空いてしまうので、工夫して埋める必要があります。
8人乗りならその必要も無いので楽ですし、使わないときは1列目に移動しておくこともできるので便利に使うことができます。
取り外し可能な大容量ラゲッジやハーフバックドアオープンなど普段遣いも意識していて作られているセレナは車中泊も快適に過ごせる車です。
ヘッドレスト収納が付いているので邪魔にならないのも嬉しいところです。
シエンタ(トヨタ)
シエンタの2列シートは運転席はつながらないですが、後部座席とラゲッジスペースがフラットになるからです。
フラットになったスペースは2065mm長さがあり、ゆっくりできるスペースの確保ができるからです。
シエンタには3列シートのモデルもあり、広いと感じる人もいるかも知れませんが、長さ1430mmしか確保できません。
なので選ぶなら2列シートのモデルがおすすめです。
家族が多いから3列シートの方が良いと感じる人は、少し大きめのノアやヴォクシーを選んだ方が良いです。
普段遣いを重視するならシエンタはコンパクト出し収納スペースもたくさんあり荷物も乗ります。
ちょっと車中泊したいと思ったときも対応ができるの車です。
フリード+(ホンダ)
フリードの2列目ベンチシートはシートアレンジ次第では後部座席がフラットになり大容量の空間を確保できるので車中泊を快適にできる車の1台です。
フリード+には専用装備たたくさんあるのですが、ラゲッジルームを上下に分割できるボードが付いています。
このボードがあることで後部座席部分を有効に使うことができるようになります。
例えばシートがあるタイプだと、シートが邪魔でしっかり横になることができません。
フリード+のおやすみモードだと、後部座席がフルフラットになるので足を伸ばしてゆっくり寝るスペースを確保することができます。
フラットになるのですが、乗れる人数が減ってしまうので乗車人数は5人になってしまいます。もしもっと乗れる人数を増やしたいという人はフリード+じゃなく、普通のグレードでベンチシートを選ぶことで解消できます。
フリード+は車中泊を快適に過ごすことができる車です。専用装備が付いているのでそのままでも使い勝手が良い1台です。
SUVで車中泊が快適な車5選
SUVと言えばアウトドアというイメージがあります。
走破性も高くいろんなところに行くことができるSUVですが、車中泊におすすめの5台を紹介します。
エクストレイル(日産)
日産エクストレイルはアウトドア向けのSUVで後部座席がフルフラットになるので車中泊も快適に過ごすことができます。
2列シートだと防水フレキシブルラゲッジで汚れに強い作るになっているからです。もちろん収納スペースもしっかり確保されています。
SUVは荷物があまり乗らないイメージですが、シートアレンジ次第ではとてもたくさんの収納ができるし、車中泊をすることもできます。
車中泊も快適にできて汚れに強いので、ガッツリアウトドアしたい人向けです。
CX-8(マツダ)
マツダCX-8は週末アウトドアにピッタリの1台。収納はもちろんですが、快適性も高く車中泊におすすめの車です。
後部座席がフルフラットになりかなりゆったりできるスペースを確保することができます。
SUVでは足を伸ばして寝る事が難しいのですが、マツダCX-8なら体を伸ばして寝ることができます。
2列目を畳んだ状態だと1890mm~2320mmくらいの長さになります。
体に負担をかけないでゆっくり休むことができますね。
広いって言ってもミニバンほどじゃないでしょ?そう思うかもしれません。
確かに室内の高さを考えるとミニバンの方が天井が高いです。それでもしっかり足を伸ばして寝ることができる空間をSUVで確保できるのは嬉しい事です。
車中泊を快適に過ごすことができる車で、SUVらしからぬ大容量空間。グランピングはもちろん普段遣いでも重宝できる1台です。
C-HR(トヨタ)
トヨタC-HRはシートをフラットにしたときの奥行きが若干短く、小柄な人ならいいですが、背の高い人が乗ると車中泊はちょっと旧クルに感じます。
車中泊ができないほど狭いわけではないですが、快適かどうかというともう一歩のところ。
奥行きが2列目シートを倒したとき1825mmで荷物も考えるとちょっと窮屈になってしまいます。
例えば、布団やテーブルを準備すると、後部座席がフルフラットと言えどスペースがかなり限られてしまします。
ですが、寝ることだけを考えるなら快適に過ごせるギリギリの範囲です。
トヨタC-HRは外観のセンスも良く見た目カッコいい。後はもっと空間を広く取ることができればかなり良いですね。
ランドクルーザープラド(トヨタ)
ランドクルーザープラドは3列シートもあり収納することで車中泊を快適にすることができます。
3列目シートを収納してフラット状態を作ることで、ミニバン顔負けの空間を作ることができます。
例えば、他のSUVだと車内高が低いのが問題点となるのですが、ランドクルーザープラドなら天井も高くゆったりとした空間の確保ができます。
ランドクルーザープラドなら車中泊が快適に過ごすことができるのはもちろんですが、悪路も走れる車なので整備された場所じゃなくてもスイスイ行けるのも魅力の1つです。
フォレスター(スバル)
スバルフォレスターのラゲッジルームは2列目を倒せばフルフラットになり、車中泊に活用することもできますが、若干スペースが短く、広々ゆったりしたい人には向きません。
なぜなら、長さが1547mmと少し短いからです。
1547mmだと体を伸ばして寝ることがでず、ゆっくり体を休ませるのが難しくなります。
フロントシート後ろまでであれば1856mmあるのでシートを前に出して、広くすることはできますが、フラットにするにはちょっとした工夫が必要になります。
車中泊できないじゃんと思うかもしれませんが、短時間の車中泊なら問題なく使うことができます。
収納場所は充実しているので普段多くの荷物を積むなら使い勝手も良いフォレスターですが、車中泊をメインに考えるとちょっと物足りなさを感じてしまうかもしれません。
【別格の2台】ワンボックスは車中泊が快適!
車中泊で定番のワンボックス。
広々した空間は定評があり様々な使い方ができるのも人気の理由です。詳しく見ていきましょう。
ハイエース
車中泊を快適にできる車で一番人気のハイエース。
シートを倒すと他の車にはできないくらい広い空間を作ることができるので、車中泊するならハイエースというくらいです。
例えば、フルフラットと言えど傾斜がついてしまう車がほとんどです。
ハイエースならシートを倒すことでほぼフラットに近い場所を作ることができます。
マットを使う事で段差の無い快適な空間になります。
2列目シートまでしかやっていない。一度車を選んだからその中でしか楽しめない。
ハイエースは人それぞれあるワガママに応えることができるようになっています。
カスタムも豊富なハイエース。車中泊を快適に過ごすことができる仕様にするのもいいですし、アウトドアに活用するのもありです。
キャラバン
日産キャラバンはハイエースと同じワンボックスタイプで車中泊しても快適に過ごせる空間を確保できる車です。
荷室高は1325mmあり天井が高く室内幅も1520mmあります。
車中泊している時に料理をしたい。火を使うときは天井が熱くなるので高さが必要になります。
容量が大きい車でも天井に余裕がなく、料理するときは気を使うのですが、キャラバンなら安心して料理も作ることが可能。
火を使わない料理なら天井が高くなくてもいいですが、それでも高い方が安心して使うことができます。
後部座席のアレンジはもちろんカスタムもできるので自分好みに合った仕様に作れるのも魅力の1つです。
車の仕様も様々なので、どんなふうに使いたいかを考えて選んでください。
車中泊のメリット・デメリット
車中泊をは気軽にできるという手軽さがメリットですが、車の中で寝るということから安全面などのデメリットもあります。
車中泊のメリット
車中泊をするメリットは5つあります。
- 時間的なメリット
- 費用のメリット
- ペットと行ける
- 充実している施設
- 大自然を体験できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
時間的なメリット
車中泊のメリットの1つ目は「時間」です。ホテルだとチェックインやチェックアウトの時間を気にしないといけないのですが、車中泊なら関係ありません。
チェックイン・チェックアウトの時間を気にしていると、楽しい旅も時間に余裕が持てないという人もいます。
のんびり自分のペースで過ごしたい人には時間の縛りがないのは嬉しいです。
費用のメリット
車中泊はホテルに泊まるよりも費用がかかりません。
食事も自分で作ることができるのでホテルの食事台も必要ないからかなり費用を浮かすことができます。
例えば1泊1万円のホテルに泊まったとします。食事、お風呂は付いていますが車中泊なら部屋代がかからないのでとてもお得に済ますことができます。
コスパ良く遠出したい人には車中泊はとてもおすすめです。
ペットと行ける
車中泊ならペットを連れて行くことができるのでみんなで楽しむことができます。
ホテルならペット可のところを選ばないといけないですが、その心配も必要ありません。
普通ならペットはホテルに預けていくと思うのですが、思い出の写真に家族であるペットを撮ることができません。
車中泊なら一緒に楽しむことができるので、思い出もみんなで増やすことができます。
お家にいるワンちゃんと一緒に思い出を増やしたい。そんな人におすすめです。
車中泊できる施設も充実
今では車中泊ができる施設も充実しています。
人気が出ていて、気軽に車中泊をしたいという人がたくさんいるからです。
例えば、車中泊をしている時に困るトイレやゴミ問題も、無料で使える施設も多くあります。
施設が充実していれば、コンビニの把握をしておく必要もないですし、プラっと行って車中泊ができてしまいます。
まずは近場で体験してみてから遠出するようにすれば安心です。
自然を満喫できる
車中泊ではホテル以上に自然を満喫することができます。
大自然の中で車中泊をすれば夜は絶景の星空。自然の音を楽しむことができます。
例えば、山の中のホテルでも川の音、虫の声、風に揺れる葉っぱの音など楽しむことができます。
でもホテル以上に車中泊なら身近に感じる事ができます。
山なら、夜の星空は絶景です。
車中泊ではホテルで味わえない大自然を楽しむことができます。
車中泊のデメリット
車中泊をする際のデメリットは6つあります。
- お風呂に入れない
- 安全性が心配
- 寝心地が悪い
- トイレが無い
- 虫が苦手
- チェックイン・チェックアウトもある
詳しく見ていきましょう。
お風呂に入れない
車中泊をしているときの最大のデメリットは「お風呂」です。
車の中にはお風呂がないから、近くの施設を利用しないといけません。
1日くらい大丈夫。という人もいるかもしれませんが、「お風呂は入りたい!」という人は、車中泊をする近くに温泉施設などあるかどうかの確認が必要になります。
場所の確認をしてから車中泊をすれば、近くに温泉があるから入りに行こうなど楽しむこともできます。
デメリットでもありますが、行った先の温泉に入る楽しみにもなります。
安全性が心配
車中泊はあくまで車に泊まるので安全性が低いです。
無理やり入ろうと思えば入れてしまう可能性があるからです。
例えば、ホテルではとびらがあり、鍵を使わないと入ることができません。
車中泊の場合、窓を割ってしまえば無理矢理にでも入ることができます。
また、カーテンやシェードを使うことで周囲の確認が難しくなります。
車が泊まっているから安心というわけではなく、自分の身は自分で守らないといけません。
カメラで外の確認ができるようにするなどちょっとした工夫は必要になります。
\超小型カメラで外を監視!/
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寝心地が悪い
車中泊しているとき、寝心地はとても重要です。ホテルに比べれば、ベッドで寝るわけではないので寝心地が悪くなります。
理由は、車のシートに直接寝るからです。デコボコがありそれを平らにするのが非常に難しいです。
ホテルではふかふかの布団で寝ることができますが、車中泊だと相当頑張らないといけません。
車によっては足が伸ばせないこともあるのでその点は要注意です。
寝心地を重視するならホテル。そうじゃないなら車中泊と選ぶことができるのでやってみたい方を重視しましょう。
トイレが無い
車中泊では「トイレ問題」があります。
車の中にトイレがある人なんて稀です。普通はコンビニ、公衆トイレを探して行くようになるともいます。
例えば、何も把握していないとき。着いてから探すとなると場所の兼ね合いもあるので大変です。
ですが、場所がわかっていれば安心して車中泊をすることができます。
知っているのと知らないのだと安心感も全然違います。
虫対策をしないといけない
車中泊では虫対策は必須。
換気をするときに窓を開けるとどうしても虫が入ってきてしまうからです。
家やテントのときは空間が広く、風通しも良いので虫対策はしやすいですが、車は違います。
限られた空間で過ごしているのでどうしてもやれることも限られてしまいます。
車中泊で虫対策するにはネットやシェードを活用することで解決することができます。
窓につけるネットがあり、開けても虫が入ってこない作りになっています。
換気の際も安心して開けることができます。
施設利用時はチェックイン・チェックアウト
車中泊で施設を利用するときはチェックイン・チェックアウトを気にする必要があります。
詳細は利用の際にしっかり確認しておくことが大切です。
自分の自由な時間で行動したいという人にはデメリットになってしまいますが、ちゃんとしたところで安心して車中泊をしたいという人にはおすすめです。
車中泊の注意点
車中泊をする際には6つの注意点があります。
エコノミー症候群
車中泊をしているときは「エコノミー症候群」になりやすいです。
限られた空間なので体を動かすことを意識しないといけません。
ミニバン、ワンボックスなど比較的広めに空間が取れる車でもゆっくりするスペースをとるのは大変です。
なので、ずっと車内にいるのではなく、体を動かしたりストレッチをするなどするようにしてエコノミー症候群を防ぐように意識しましょう。
一酸化炭素中毒
車内で料理をするときは一酸化炭素中毒に注意が必要です。
締め切られた空間だと起こりやすいです。
対策としては、換気を定期的に行うことや料理をする際は窓を少し開けて、風が通るようにしておくことです。
狭い空間なので、ちょっとなら大丈夫と思わないで意識して換気を行うようにしましょう。
睡眠不足になりやすい
車中泊では睡眠不足にも注意が必要です。
慣れない場所、段差がある布団など体が休まらない場合があるからです。
寝てはいるけどしっかり休まっていない、そんなこともあります。
睡眠の質は次の日の行動、運転に大きく影響します。
ちゃんと体が休まる環境を作れるように心がけることが大切になります。
暑い、寒い 温度管理が大切
車中泊する時には室内の温度管理はとても大切です。
暑すぎると体が休まらなかったり脱水症状になることもあります。
冬は車内が寒くて寝れないということもあるくらいです。
できるだけ温度差がなくなるように夏場は扇風機を使う、冬場は断熱材のシートを使うなどすることがおすすめです。
アイドリングをさせない
車中泊ではアイドリングをさせている人もいます。
特に寝ているときのアイドリングは注意しないといけません。
例えば冬場、寒いからアイドリングさせて暖房をつけたまま寝ていることもあるかもしれません。
マフラーなど排気口が塞がってしまい車の中に排気ガスが入ってきてしまうこともあります。
そうなると一酸化炭素中毒になる可能性があります。
運転席で寝ている場合はアクセルを誤って踏んでしまうことがあります。
エンジン回転が上がってしまいエンジンが壊れてしまうことも。
無意識で踏んでしまっていることもあるのでエンジンは止めて車中泊をするようにしましょう。
防犯対策が必要
車中泊をしているとき、注意しないといけないのは防犯対策です。
いくらセキュリティがあっても家のようにはいきません。
車上荒らしや車にいたずらがあるなんて可能性も。
万全な対策は難しいかもしれません。ですが、車内が見えないようにすることや車の少ないところは避けるなどの対策はできます。
自分の身は自分で守ることはとても大切なことです。
車中泊が快適になる厳選アイテム8選
車中泊を快適に過ごすために厳選したアイテム8つを紹介します。
マット
車中泊を快適に過ごすために一番大切なのは睡眠です。そのためにはマットは必須です。
フルフラットと言えどどうしても段差ができてしまいます。その段差をマットがあればフラットにすることができます。
デコボコした場所で寝ていると休まる体も休まりません。
マットは車種専用はもちろんですが汎用品もあります。カー用品店やインテリアショップなどで買うことができます。
素材はウレタンがおすすめ。
気になるシートの段差がスッキリして気にならなくなり、ぐっすり寝る事ができます。
シートに直接寝るよりもマットがあった方が寝心地も良くなるので用意しておきたいアイテムです。
コンパクトに収納できるタイプのエアーマットもあり、持ち運びが便利なのと邪魔にならないということでエアーマットも人気です。。
バルブを開くだけで勝手に膨らんでくれるので使うのもかんたんです。
寝心地重視はウレタンマット。使い勝手重視ならエアーマットという感じ。
↓ウレタンマット↓
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↓エアーマット↓
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インバーター
インバーターは車のシガーソケットから流れる電気をコンセントと同じ電気に変えてくれるアイテムです。
最近ではスマホの充電をはじめ、車中泊では電気を使うものが充実しています。
車は12Vが一般的ですが、インバーターを使えば家庭用と同じ出力を出すことができるようになります。
USBで動かすことができなかった電化製品も使えるようになるのが最大のメリットです。
使い方はとてもかんたんでシガーソケットに差すだけ。機械音痴の人でも使うことができます。
ものによっては、バッテリーから直接電源をとるものもありますが、使う電化製品の消費電力に応じて選んでください。
ただ、シガーソケットを使う場合は注意が必要です。
「国産車であれば150Wで使えなくなるものが多い」
それ以上のものを使いたいときはバッテリーから電源をとるインバーターがおすすめです。
使いたい電化製品のワットを調べるときは・・・
【W(電力)=A(電流)×V(電圧)】
電力はちょっとロスするので8割程度で考えるようにしてください。
また、サブバッテリーがあるとより便利に使うことができます。
使いたい電化製品の容量を確認してどちらがベストなのか調べてから選んでください。
↓シガーソケットタイプ↓
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↓バッテリー直↓
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ポータブルバッテリー
ポータブルバッテリーは車中泊での充電の悩みを解決することができるアイテム。
インバーターを使うときはエンジンをかけないといけませんが、ポータブルバッテリーならエンジンをかけないでも使うことができるので安全です。
自宅で充電、走りながら充電もできるので満タンにしておけばスマホの充電はもちろん、電化製品も使うことができます。
サイズも様々あり使い方に応じて選ぶことができます。
一つあれば車中泊だけじゃなく災害時や停電時にも使うことができるので便利です。
\小さいけど大容量!/
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寝袋
寝袋があれば車中泊をより快適に過ごすことができます。
寝袋は体をすっぽり入れて寝ることができるので気温の変化にも強いのが特徴です。
季節ごとのに寝袋の種類があり
- 夏用
- 3シーズン用
- 冬用
と選ぶことができるので、季節に応じて選んでください。
特に山で車中泊をしているときは気温の変化が大きいです。夏場でも寒いと感じることもあるかもしれません。
布団代わりで使うこともできるし入って寝ることもできるので快適な睡眠を撮ることができます。
\3.5シーズン使える寝袋/
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ランタン
ランタンはルームランプ以外で車内を明るくすることができる照明道具です。
ルームランプでも代用はできるのですが、バッテリーあがりの心配があるのでランタンがあれば解決できます。
ランタンはLEDタイプのものがあり、省電力で長時間使うことができます。
暗くて寂しい車内もランタンがあれば明るく楽しい車内に早変わりします。
\手のひらサイズのコンパクトLEDランタン/
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クーラーボックス
冷蔵庫のない車の中で冷たいものを飲む時に必要なアイテムです。
夏場の車内、とても暑いです。汗をかいて脱水症状になってしまうこともあります。
こまめな水分補給の際、クーラーボックスでキーンと冷えた飲み物が良いですよね。
クーラーボックスは飲み物だけじゃなく、食べ物も入れておくことができるのであれば便利!ないと不便です。
カーテン・シェード
カーテンやシェードは車中泊をしているときのプライバシー保護、防犯対策に使えます。
フィルムだと、全面に貼ることができません。
窓を開けると普通に車内が見えてしまいます。
カーテンやシェードは窓ガラス全面に貼ることができ、窓を開けても中を隠す事もできます。
季節に応じて寒さ対策のできるもの、虫対策ができるものなど選ぶことができます。
吸盤でつくタイプが多いのでかんたんに取り付けもできるのは魅力的です。
\車種専用シェード/
→趣味職人で確認する
扇風機
車中泊で扇風機があれば、エアコンをつけていなくても空気を回すことができるので快適に過ごすことができます。
車内の風通しはあまり良いものではありません。密度も高いのですぐに熱くなってしまいます。
扇風機があれば、車内の空気を循環させることができて暑い車内を快適にすることができます。
窓を開けて使うことで、暑いときは涼しい外気を効率よく回すことができます。
熱中症対策にもなるので小さいものやハンディタイプのものでも良いので一つは準備しておきたいですね。
\クリップ式だからどこでも使える/
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車中泊の必需品は3つ
車中泊をしたいけど、何を準備したら良いかわからない。
そんな人はこの3つを準備すれば、明日にも車中泊に出かけることができます。
- マット
- 寝袋
- カーテン
マット、寝袋は車中泊の睡眠のより快適いしてくれるアイテムです。
マットでデコボコを平らにして、寝袋で寒さ対策。
運転で疲れた体をしっかり休めることができます。
カーテンがあれば車内のプライバシーを守り、防犯対策にもなります。
マットなんていらない。車のシートで十分だよ!という人もいるかもしれませんが、マットよりも固く、デコボコも気になります。
マットがあればどちらも解決することができます。
足をゆったり伸ばし、寝心地の良いマット。自宅のベット以上という人もいるくらいです。
最低限、マット・寝袋・カーテンがあれば快適な車中泊を明日にでもはじめることができます。
プラスαは必要に応じて増やしていけば問題ありません。
車中泊が快適な車でプチ旅行
ホテルなど人の多いところに出かけるのはとてもリスクがあり心配も多いです。
でも、車中泊なら車の中だけでほとんどが解決できます。
旅行より気軽に出かけることができるので、家族やカップルにも人気です。
「バンライフ」なんて言葉ができるほど認知されて人気が急上昇しています。
旅費を節約して豪華な食事をしたり、観光場所を増やしてみたり。
旅館に泊まる楽しみもありますが、人数が多ければ多いほど費用がかさみます。
いろんな場所に行きたいというい人は、車中泊が快適にできる車でプチ旅行からはじめてみてください。
新しい出会いや発見がありますよ。